宇多天皇|天皇家初の法皇誕生
光孝天皇の第7皇子であり、すでに臣籍降下していた源定省。
親王復帰から天皇家初の法皇となったのが、宇多天皇です。
【諱】 定省(さだみ)
【異称】寛平法皇、亭子院、朱雀院
光孝天皇|清楚な人柄から抜擢された遅咲きの天皇
2代続いて幼帝だったご時世。
54歳と遅咲きの年齢で天皇に即位したのが、光孝天皇でした。
【諱】 時康(ときやす)
【異称】 仁和帝、小松帝
【生没】 830年~887 ...
陽成天皇|宮中での殺人事件と”異常”と呼ばれた天皇
生後2ヶ月で立太子、わずか7歳で天皇として即位するも
異常や奇行が多かったためか、15歳で譲位されたという異例の人物こそが、陽成天皇です。
【諱】 貞明(さだあきら)
【生没】 ...
清和天皇|応天門の変と藤原良房の摂関政治
たった1歳で祖父・藤原良房の謀略により立太子した惟人親王。
8歳で天皇として即位するも、藤原良房の操り人形といっても過言ではない扱いに過ぎませんでした。
【諱】 惟仁(これひと)
文徳天皇|藤原良房に暗殺されたのか?生涯翻弄された悲運の天皇
目立った業績を残さなかった仁明天皇に次に即位したのが、文徳天皇でした。
朝廷内で権力を増していた藤原北家出身の天皇でしたが、伯父である藤原良房の圧力に苦しみ続けた天皇でもありました。
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仁明天皇|藤原北家の支配が進んだ承和の変
淳和天皇から譲位されて即位した仁明天皇。
目立った業績はなく、この時代に強い印象を残しているのが「藤原北家」だった。
【諱】 正良(まさら)
【生没】 810年~850年 ...
淳和天皇|臣籍降下を願い出、質素な葬儀と散骨を望んだ天皇
過去に皇位継承争いが勃発し続けてきた天皇家。
しかし淳和天皇は、桓武天皇が崩御した際には臣籍降下を願い出た過去がありました。
【諱】 大伴(おおとも)
【生没】 786年~84 ...
嵯峨天皇|三筆で知られる能書家であり、女性大好きな子沢山天皇
嵯峨天皇は子だくさんの天皇としても知られており平穏な時代の皇族の暮らしがうかがえます。
安定した治世の中、あまり印象深い業績はありませんが、文化面では後の時代に「空海と並ぶほどと称される有能な能書家」として知られています。 ...
平城天皇|不倫騒動で二所の朝廷が生じた薬子の変
不倫で家庭が崩壊してしまうなんて話を聞きますが、第51代平城天皇の時代には「薬子の変」という朝廷をも崩壊させてしまうほどの大事件が起こりました。
第51代 平城天皇(へいぜい)【諡号】 日本根子天推国高彦尊(やまとねこあめ ...
桓武天皇|平安京遷都と早良親王の怨霊
皇位のチャンスはないと思われていたものの、予想外にチャンスを掴んだ天皇。
そして平安時代最初の天皇となりましたが、早良親王の怨霊に怯える日々も過ごしました。
【諡号】 日本根子皇統弥照尊 ...
光仁天皇|天武天皇系として最後となった白壁の王
元正天皇から始まった天武系天皇の歴史。
44代から49代まで長きに渡って天武天皇の血筋が日本を統治してきた歴史が、大きく変わりました。
【諡号】 天宗高紹天皇(あまつむねたかつぎのすめ ...
称徳天皇|重祚した女帝、怪僧・道鏡を寵愛し法王として採用
称徳天皇は2代前に孝謙天皇として即位していた女帝です。
重祚(天皇が再び天皇の座に就くこと)して再び実権を握った女帝は、寵愛した僧を政に抜擢しました。
【諡号】 -
【諱】 ...